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仕組みづくりで解決!
集客や利益に困らない工務店になる「仕組み」を大公開!
「社内業務フロー仕組み化の教科書」
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第2回:「地域に選ばれる工務店」とは

こんにちは。

昨日は、私の自己紹介をしながら地域の工務店の現状と未来について、一緒に考えてみました。さて、今日は、『社内業務フロー仕組み化の教科書 オンラインプログラム』の第2回目です。今日も実りある学びにし、頭の中をリニューアルしていきましょう。

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第2回:「地域に選ばれる工務店」とは
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地域に選ばれるとは、当然集客面でも有利に働くことになります。その選ばれるということのために、この機会に是非とも目を向けてほしいある「活動」があります。それが「現場きれい活動」です。

これは、毎回継続して実施することで、お施主様をはじめとして近隣の人々の信頼獲得に、絶大な効果をもたらすことができる活動です。そして何より、一番取り組みやすいのとその効果が大きいです。

選ばれるとは、「信頼」がないといけません。信頼獲得とは、お客様だけではなく地域に対してもおこないます。地域とは、まずは現場の近隣の方です。現場については、近隣の方はよく見ています。どんな業者・職人なのか、マナーはいいのか、迷惑なことをしないか、このような目線で見られているわけですから、とても良い対応をしていれば、必ず評価が上がるのです。

そして近隣配慮ができてくると、お施主様からの信頼にもつながります。信頼が大きくなれば、クレームも減ります。このような現場ができるようになると、他社との圧倒的差別化になります。何故なら、そこまでおこなう工務店が周りにいないからです。

このような現場づくりを進めていくことで、
・紹介率が50%を超えるような会社になった
・現場を視て信頼できるようになり選ばれた
・営業が現場を活用し契約率が向上した
・犬の散歩中に毎日見ていた現場が気になり、知人に紹介したら契約になった
・会社名を伝えたら、近くで現場をみたけど奇麗でしたと言われるようになった。

こんな成果がたくさん出ています。

ある会社では、こんなエピソードがありました。関東で年間60棟ほどの注文住宅を手掛けているA社は、「魅せる現場づくり」を始めて信頼を得て評判が高まった会社です。昔はクレームが多い現場でしたが、現場きれいの取り組みの意味をまずは社員が理解し、実践していくことで業者・職人も「今回は本気だな」と伝わるようになってからは、業者の方々も一緒に取り組むようになりました。

さらにこんなエピソードがありました。現場近くのゴミ集積場で、収集車がゴミを回収したあとに現場監督がほうきを持って走って行き掃除。そういう姿を見ていた自治会長さんが、わざわざ会社へ電話して褒めていただいたということがあったそうです。近隣に対しても信頼を得た例です。

こんなことがあれば、お施主様も「この会社を選んで良かった」と心から信頼したのではないでしょうか。

お施主様からも、さらに地域からも信頼される工務店になるには日々の心配りが大切なのだ、と実証された事例です。現場だけでなく、その地域まるごときれいにする取り組みはなかなかできないこと。でも、それをあなたが実行することで地域に選ばれる工務店になることができるのです。

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さて、ここまでお話をして参りましたが、今日のテーマである「地域に選ばれる工務店」とは何なのでしょう。あなたの頭の中にはすでに浮かんでいるかもしれませんね。「地域に選ばれる工務店」とは「あなたの工務店に是非任せたい!」と地域からお願いされるような工務店です。そうなるためには以下の3点に絞って改善するのがおすすめです。

①お施主様から大きな信頼獲得
②現場近隣からも高評価
③現場の取り組みで圧倒的差別化

この点に注意しながら、現場づくりをしている会社様たちのところには同業他社がこっそりと覗きにくるようですよ。そんな会社、つまり皆さんも同業他社がお手本にしたくなるような、そんな経営をあなたも一緒に目指してみませんか?

今日はこのあたりで終えます。次回は第3回目の欠かせない「3つの仕組み」です。

最後に『社内業務フロー仕組み化の教科書 オンラインプログラム』の読者登録の特典として、「お客様満足度チェックリスト」をご用意いたしました。

また次回もよろしくお願いします。

佐野